リサイクルトナーって何だろう?

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リサイクルトナーって何だろう?

トナー代に悩まされる人は少なくないはず

自宅にパソコンを持っている人は増えてきたけれど、プリンターについては持っていないという人も少なくないだろう。前者に関しては既に『生活必需品』として、日常生活の中でなくてはならないものにその地位を昇華させているため、もはや手放すなどといったことを考えている人は早々いないはず。ただ後者に関していえばその段階は『生活娯楽品』といったところの、必要に応じた人しか使用しないというのが現状だ。インターネット上にあるとある資料をダウンロードすることが多い、趣味・仕事問わずの作業をする人にとってはプリンターはなくてはならない存在。ちなみに筆者も使用する頻度が多いためプリンターを持っている、最近まではレーザープリンタだけを所有しているが、家族が家電のセット売りの中でカメラを購入したかったついでにカラープリンタも一緒に購入してくれたので、実質二台になって少しばかり立地になった気分を満喫していたりする。

別に台数があれば良いというわけでは無いが、レーザーにしてもカラーにしてもそれぞれの利点を生かした使い方を使用すれば、上手に日常で活用することが出来る。特に最近のプリンターはハイテクになってきているので、中にはコピー機能やスキャナー機能も搭載したものまで登場しているくらいだ。また近場にコンビニがある人はそこで簡単に済ませられるからという人もいるだろう、特に大手セブンイレブンではコピー機がやたらと進化しているため、時期によっては混雑して3~4人待っている時もあるため、ちょっと軽くコピーをと立ち寄っても中々出来なかったりする。

そんな頻繁にコピーをする機会があるならばプリンターを購入した方がいいのでは、そう考えている人もいるだろう。無論自身の仕事などで使用する人にとってはそっちの方が作業効率としても、費用としても安上がりで済むため、コンビニでする人はたまたましたくなったから立ち寄ったという人が多いはず。中にはそのコンビニに行くのが面倒だからという理由でプリンターを購入する、なんて選択肢を選ぼうとする人もいるだろうが、使う頻度が多ければ多いほど、また印刷する枚数が多ければ多いほど悩まされるのが『トナーの減り』だ。

筆者はレーザープリンタを使ってテキストを印刷する機会が多いのだが、多いときには大体500枚以上の紙を印刷することが通常だったりするため、当然トナーの減り方は尋常では無いほど早い。おまけに忙しい、印刷しなければならない時に限ってトナーが切れてしまって自室で発狂する、なんてこともしているくらいだ。追い詰められている状況だと、近所迷惑といった観念が損なわれてしまうため、恐ろしいものだが、それくらいトナーが減る頻度がまたとなく多い。

だったら買いに行けばいいだろうというが、正直個人で仕事をしている、もしくは使用するなどの理由だとトナーほど高いと感じるものは無いだろう。筆者本人のことだが、おそらく2014年をトータルで考えたら、トナー代だけで30,000円は軽く超えている。高いか安いかはまぁいいとして、個人的には出来るならこんなに使いたくないと思うのだが、そうもいかないため現実の厳しさを痛感していた、なんて話をしているわけだが、とにかくトナーに関して日頃から高いと感じている人もいるだろうとは思う。

平均したトナー代

レーザーとカラー、それぞれのプリンタで印刷をするとなったらそれぞれの特徴やらで出来る枚数などは異なってくるが、それでもトナーが切れた場合には両方ともそれなりに出費を強いられることとなる。そこでだ、正直レーザーとカラーと比べたとき、どちらがコスト的にトナー代が掛かるのか気になるところだ。そこでまずはA4サイズの紙を基準として、レーザーとカラーそれぞれのプリンタで使用されるトナー代について簡単にまとめてみる。

  印刷枚数 標準価格 ランニングコスト
レーザープリンタ 約5,000枚 19,000円 約3,8円
カラープリンタ(4色) 平均4,500枚 平均16,500円 モノクロ時/約3円・カラー時/約15円

レーザーとカラーではそれぞれトナーといっても異なるが、カラープリンタに関して言うなら使用している色の種類が多ければ多いほど、その色を随時補給していかなければならない。それに対してレーザープリンタに関して言えば黒一色しかないため、単価そのものはカラーのトナー代よりも割高となっているが印刷することが出来る枚数の多さを考えれば納得することが出来るはずだ。

この料金は某メーカーのプリンターに使用されるトナー代を基準としたものとなっているが、ただトナー代の高さは使用しているプリンターがどれだけ大掛かりなものなのかといった点でも値段の目安はかなり付けられると思う。まぁこうして標準価格などを表してみると分かると思うが、お世辞にも安いとは言えない値段なのはいうまでもない。使用しているメーカーも異なって、トナー代も違いがあるわけだが、会社の経費として落としていつも落としてもらっている人には実感が薄いかもしれないが、自身でプリンターを持っている人はこの値段には正直いつまで経ってもなれる事は出来ないはず。筆者も毎回しょうがないと思いながらも、血を飲む勢いでかなり精神的に堪えていたりする。


安上がりで済ませたい方は必見!

新品のトナー代に出したくない! そう感じている人は少なくないだろう、筆者も一瞬そんなことを考えた時期も合ったが、色々と調べてみると自分でトナーの中身を詰め替えると言ったこともできることには出来るが、それをしたらしたで面倒なことになるかもしれない可能性が出てきた時点ですべてを諦めた。大抵プリンターを使用しているときは忙しい時期真っ盛りなため、そうしたトラブルに見舞われたら勢い余ってプリンターを壊しかねないからだ。発狂する以前の問題行動を起こさないためにも、もはや妥協して新品を毎度購入している。おかげさまでそれなりに内部の構造やメンテナンスなどにも詳しくなっていったりと、色々と知識として増えているため不自由を強いられているといった事もない。

さて、ここからが本題へと移って行こう、トナーを買い換えてから毎度連絡するところがあるという人がいると思う。筆者もそうだ、買い換えたトナーを本体にセットして、使い切って使用できなくなったトナーに関しては、メーカーに連絡して回収依頼をかけている。そのことについて今まで指して疑問に思うところはなかったが、良く考えてみると回収したトナーなど一体何に使うのかと、今更になって疑問に感じた。ただ単にメーカーが回収しているはずもなく、それらを回収することでリサイクルも兼ねた別の使用目的のため積極的に買い換えた人向けに回収依頼を出してもらうようにと呼びかけている業者もいる。

そうした回収されたトナーはリサイクルへと回す事でどうなるのかというと、リサイクルに回されたトナーはメンテナンス処理を受けて、再度市場にて商品として販売される。これが今回のテーマとなる『リサイクルトナー』というものだ。正直、今まで聞いたことがなかったため、この記事を書いているときに初耳だったのだが、こういうものもあるんだなと関心を示した。ただあまりにも知らないため、まずはリサイクルトナーとは何なのかというところから入っていこう。

回収してから市場に出るまでの流れとして

メーカーなどが配送料などを自分たちで受け持つ代わりに無料回収を行なっているのは、回収して使用できなくなったトナーをリサイクル点検を行うことで、再度商品として販売して行くために利用している。大まかにリサイクルトナーとして市場に出るまでの流れを追ってみると、次のようなとおりだ。

①:業者によって使用済みトナーが回収される

②~③:回収したトナーを分解・洗浄していく

④:中身のトナーを充填していく

⑤:出荷前段階の印字検査を行う

⑥:個装梱包して、出荷する

一連のリサイクルトナーが出来上がるまでの流れはこのようになっているが、やはり既に擦り切れるまで、トナーが空っぽになっていることもあって入念に洗浄しなければならないこともあるため、この段階から作業は念入りに行われなければならないのだろう。その後トナーを補充して無事に印刷することが出来れば、順次購入を希望している人へと販売して行くこととなる。


販売しているところについて

そんな最近段々と注目を集めているリサイクルトナーだが、余談だがリサイクル品ということで店頭で扱っているところはあまりない。大手家電量販店であっても、インターネットで販売こそしているが、店舗では基本的にメーカーからの純正品のみを取扱っている次第だ。筆者も何度となくトナーを購入しに行っているので分かるが、リサイクルトナーなどといった表記がされている商品棚は見たことがない。もしかしたら何かしらの取り決めが為されているのかもしれないが、現状リサイクルトナーを購入しようと思ったらインターネット上での通信販売のみに限定されている。

どうしてかと言われるとそこまで情報を掴み取ることが出来なかったため憶測になるが、やはりリサイクルとして活用されてもメーカーとしては純正品を使用してほしいというのが、本音なのかもしれない。環境推進を目的にリサイクルすることを意識するコンプライアンスに関係しているとは思うが、リサイクルトナーを取り巻く内情は色々と複雑となっているため、そこの所も読み解いていってみよう。